月間悪徳商法ニュース(その3)

みなさんこんにちわ!
発行人のペンネーム西藤清三郎です。
今回は(その3)の紹介です。
さて、このブログに書いてある内容は悪徳訪問販売業者から
みると非常に困る内容になっています。
ここに書いてあることを読者のみなさんが実行すれば
悪徳訪問販売業界は
大きなダメージを受けます。
それほど強烈でインパクトのある内容です。
しかし、この腐りきった業界にメスを入れることにより
正しい訪問販売の成長の為の見直しは
必ずされると思います。
それは皆様自身がここに書いてある対策を実行することによって
おのずとそうなります。
そして正しい訪問販売業界の発展がなされるでしょう。
僕自身は訪問販売業界で食べてきた人間です。
それだけに心からこの業界の発展を望んでいます。
申し遅れました。僕の簡単な経歴を紹介します。
名前はペンネーム西藤清三郎と申します。
今回この本を発行しようと思い立ったのは、
世の中に悪徳訪問販売の被害に
遭っている方が沢山いるにもかかわらず、
そのニュースがあまり広まらず
皆さんが無関心すぎることです。
振り込め詐欺のニュースや対策については
盛んにマスコミで報道されています。
しかし、悪徳訪問販売のニュースがないのです。
その裏では悪徳業者が虎視眈々として確実に暗躍しています。
振り込め詐欺に比べれば被害額は少ないので、
大げさに騒がない人もいると思いますがこれは逆に
悪徳業者の思うつぼでもあります。
訪販会社へはお客から苦情の電話がとても多く寄せられます。
しかし、事件として取扱いされるのはそう多くありません。
確実に悪徳業者の餌食になっているに人がいるにもかかわらず、
それが表に出ず、オレオレ詐欺の話題があまりに大きすぎ、
その陰に隠れてしまっています。
ちなみに2015年5月のNHKで放送されたTV番組によると
・訪問販売に来て欲しくない 96%
・電話をかけてきてほしくない 96%でした。
また、ヨーロッパのドイツ、オーストリア、デンマークは
訪問販売は禁止されています。
僕は前にもありますように電話機の訪問販売だけで17年間、
2社を渡り歩きました。
2社目は自分たちで立ち上げた会社です。
最初のB社に入社したのは平成8年のことでした。
この会社は全国に営業所があり、
社員数は100名ちょっとの会社でした。
翌年に四国の高松営業所の所長として赴任し、
約6ヶ月後今度は中国地方の
山口営業所に赴任しました。
平成10年の9月(入社2年後)、ある事件(後述します)をきっかけに
B会社は倒産、その翌月の10月には、B社のメンバーを15名集めて
T社を立ち上げました。
それではこの続きは次回紹介いたします。
追記
悪徳物干しざお販売の実態
テレビでも最近紹介していましたが物干しざおの悪徳販売で
被害に遭う方が増えています。
トラックに物干しざおと支柱を積んで可愛い女性の声で流しています。
ほとんどの業者が悪徳極まりない売り方をしています。
実情は以下の通りです。
販売価格は大体2本で1,000円、というところが多いようです。
なかには「25年前の価格です」と拡声器で流しながら格安を謳っています。
特に団地などでの需要が多く、ときどきその周辺を軽トラックで流しています。
物干し「竹竿」は町の販売店で買っても持って帰ってくるのが大変であり
また、古い竹竿を処分するのに困ります。
業者は古いものも、持ち帰ってくれますし、新しいのは家まで持ってきて
くれますので助かります。
しかし一度、声をかけ車を止めてしまったら大変なことになります。
なんと、2本で1,000円が80,000円に変わります。
この物干し「竹竿」訪問販売の被害に遭う方もほとんどが60歳以上の
高齢者がほとんどです。
それではその被害に遭う販売手法とはどういうものでしょうか?
拡声器で流すテープの内容は確かに2本で1,000円を謳っています。
1本500円ということです。
ところが実際被害に遭ったお客の話では価格が安いので3本購入したそうです。
業者は部屋の中まで「さお竹」を持ち込みベランダにセットしようと
しましたが少し長かったそうです。
すると持ってきた鋸でかってにその場で切断し長さを短くしました。
お客様は取り付け工事が終わったので3本分として1,500円払おうとしました。
ところがその業者曰く、1本40,000円なので3本で120,000円と
言われ腰を抜かさんばかりになりました。
キャンセルしようとしましたが、もう鋸で長さを詰めているし、
売り物にならない。
もうよそでの販売はできないと言われたそうです。
そして、「今持ち合わせがない」と言うと車で銀行まで送るから、
そこでお金をおろして支払ってくれと言われました。
またこれは僕が同じく以前、営業で回っていた時のお客の話です。
その日は都下のO市の山中のお客さんの家を訪問していました。
ちょうどその時、遠くで物干し「竹竿」売りの拡声器の声が響いていました。
するとお客が以前に物干し「さお竹」の訪問販売で怖い思いをしたと言って
その件について話し出しました。
話によると、その業者は同じように拡声器で流しながら家の庭の中まで
入ってきたそうです。
一見、やくざ風で怖かったそうです。
価格も、同じように2本で1,000円と言っていたようです。
そこで2本を注文すると、その業者はいきなり一本の「さお竹」
を半分の長さに切りました。
それでは短いと言うとその業者は開き直り、2本で1,000円というのは
1本を半分に切ったものだと荒い口調でまくしたてたそうです。
それでは使い物にならないので長いのにしてくれと頼んだところ、
そちらの方は1本4万円だと言われたそうです。
そして、短く切ったのは売り物にならないので2本分の80,000円
払ってくれとすごまれたそうです。
何をされるかわからなかったので、やむなく使い物にならない切断した
2本の竹竿と合わせて80,000円を払って
帰ってもらったそうです。
もう一つこれはネットで見つけた同じような例です。
物干し竿販売の「1本500円、2本で1,000円」と言うアナウンスが
聞こえたので呼び止めました。
1本ほしいと言うと「500円は細い竹だ、直ぐ曲がる、
ステンレスだと丈夫 で布団も干せる」と言うので金額を聞きました。
すると「ニイキュウ」と言うので2,900円だと思いましたが、
もう少し安くしてほしいと交渉すると「ニイ ゴにする」と言うので
買うことにしました。
そして2,500円を出すと、「25,000円だ。何を勘違いしているのか」
と怒鳴られ怖かったので仕方なく支払いました。
大体どこでもこのように2本で1,000円というような呼び込みをやっています。
中には物干し支柱まで含めて50万円を請求する業者もいます。
最近特に増えてきたので国民消費者センターでも十分気を付けるように
注意を促しています。
なお、この場合はお客様から車を止めて購入するので、クーリングオフ制度は
使えません。十分気をつけましょう!
ちなみに僕が昔、アルバイトでやっていたことがあります。
その時は自分で問屋まで仕入れに行き、1本の仕入れ値350円、
販売価格1,000円でした。
支柱はコンクリート土台付きで、仕入れ値は忘れましたが確か
1セット8,000円で売っていたような気がします。
よく売れたことを覚えています。
以上「物干しざお販売」のニュースでした。

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